ページタイトル:牛舘八幡神社の大杉 ロゴ:人里の巨木たち

画像:牛舘八幡神社の大杉 名称 牛舘八幡神社の大杉
    (ぎゅうかんはちまんじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 6.4m(注2)
推定樹齢 400年以上(注3)
所在地の地名 宮城県角田市角田字牛舘
 〃 3次メッシュコード 5640−76−62
 〃 緯度・経度 北緯37度58分12.6秒
           東経140度46分37.4秒
角田市指定天然記念物(1991年5月28日指定)
撮影年月日 2016年5月12日

注1)天然記念物指定名称は「八幡神社の大杉」。しかし各地に八幡神社があって紛らわしいので、私のサイトでは地名を冠して呼ばせていただくことにする
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)2015年2月に角田市教育委員会が設置した「八幡神社の文化財」案内板による





 角田中学校の西に八幡神社が鎮座する。
 各地に八幡神社があって紛らわしいので、便宜上地名を冠して呼ばせてもらったが、現在の福島県石川郡方面を治めていた石川氏に関係がある神社で、石津八幡宮とか磐都嶺八幡宮とか呼ばれたこともあるようだ。(宮城県神社庁の神社紹介ページによる)
 現在地への遷座は、慶長3年(1598)。豊臣秀吉の奥州仕置によって領地を召し上げられ、伊達家の家臣となった角田初代館主石川昭光(いしかわあきみつ)が旧領からここに移したという。(案内板より)
 角田市指定天然記念物の大杉は、参道石段上部。慶応2年(1866)建立の楼門(これも市指定文化財)の手前に立っている。
 地表近くでゆるやかにカーブを描いて根を広げ、しっかり地面をつかむ姿が美しくもあり、力強くもある。
 角田市内には県指定天然記念物の高蔵寺の大杉もあるが、そちらは二幹の大杉だ(もとは三幹)。
 単幹のスギとしては、この八幡神社の大杉が角田市随一の大杉である。
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