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名称 祇劫寺のマルミガヤ (ぎこうじのまるみがや) 名称の典拠 「宮城県の文化財」(注1) 樹種 カヤ 樹高 20m(注2) 目通り幹囲 5.2m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 宮城県大崎市田尻大貫字宿上屋敷(注3) 〃 3次メッシュコード 5741−70−19 〃 緯度・経度 北緯38度35分47.2秒 東経141度07分01.9秒 宮城県指定天然記念物(1975年4月30日指定) 撮影年月日 2008年8月26日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による 注3)2006年3月31日、1市6町が合併して大崎市誕生。旧行政区は遠田郡田尻町 国天然記念物のコウヤマキがある祇劫寺の裏手、畑地との境界付近に、カヤの大木が2本並んで立っている。いずれ劣らぬ立派な姿をしているが、南側に立つ方が少し太い。 ともに雌株のマルミガヤで、普通のカヤよりも丸みを帯びた種子を実らせる。 下図は、少し離れて撮影したもの。ご覧のように樹勢は申し分なし。 かなりの樹齢だと思われるが、いまだ多くの横枝が元気な姿で残っている。そのため、樹冠の幅が広く、2本のカヤの横枝が交錯して、まるで一つの樹冠を、協力して支え合っているように見える。 雌株のカヤは、種子が食用になるため、しばしば飢饉への備えとして植えられる。 このカヤはどうだったのだろうか。 |
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