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画像:坊金の大杉 名称 坊金の大杉 (ぼうがねのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 8.5m(注2)
推定樹齢 伝承800年(注2)
所在地の地名 新潟県上越市安塚区坊金(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5538−53−78
 
〃 緯度・経度 北緯37度08分43.3秒
           東経138度28分11.2秒
新潟県指定天然記念物(1956年3月28日指定)
撮影年月日 2001年11月3日(左写真)
        2009年9月26日
        2010年10月31日
画像:坊金の大杉(全景)

画像:坊金の大杉(幹と並ぶ)

注1)新潟県教育委員会と安塚町教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁編「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2005年1月1日、広域市町村合併により上越市に編入。旧行政区は東頸城郡安塚町





 標高507mの霧ヶ岳の中腹に立つ。霧ヶ岳は、細野川の谷を挟んで城山(じょうやま、344m)と対峙しているため、大杉の前には視界を遮るものがなく、互いによく見通せる。大杉と城山はほぼ同じ標高であろうか。
 このあたりは頸城と魚沼を結ぶ要衝の地であり、戦国の頃まで、城山の山頂には直峰(のうみね)城が築かれていた。名将直江兼続の実父である樋口兼豊も城主を務めたことのある重要な城であった。
 その当時、南に大きく張り出した大枝に鐘を下げ、打ち鳴らして連絡に用いたという話が伝わっている。真偽のほどは不明だが、さもありなんと思わせるような枝振りだ。
 大杉のところに行くには、国道403号の坊金神社のあたりに案内標識があるので、それに従えばよい。大杉は坊金神社の御神木であるが、神社からはずいぶん離れている。道は途中から砂利道となり、最後は細いコンクリート舗装路になる。行き止まりが大杉である。Uターンするスペースがほとんどないので要注意。(注4)

注4)その後、大杉のすぐ下に駐車場が出来た
 
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