ページタイトル:瑞雲寺のモミ 当サイトのシンボルマーク

画像:瑞雲寺のモミ(幹と並ぶ) 名称 瑞雲寺のモミ (ずいうんじのもみ)
名称の典拠 なし
樹種 モミ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県長岡市小貫(こつなぎ)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5638−17−88
 〃 緯度・経度 北緯37度29分22.5秒
           東経138度58分34.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年5月17日

注1)「新潟の大杉と天然杉」による
注2)2006年1月1日、長岡市に合併。旧行政区は栃尾市





 JR信越本線押切(おしきり駅の南方から、県道138号(栃尾田井線)を栃尾方面に向かう。
 桑探峠(くわさがしとうげ)を越えてから道なりに約1.8km、小貫の三叉路に至る。そこを右折して栃尾方面へ300mほど走った左手が曹洞宗羽黒山瑞雲寺だ。
 新潟県仏教会編「新潟県寺院名鑑」によると、『開創は文治三年(1187)、奥州佐藤城主の室妙照尼、羽黒権現を奉持してこの地に草庵を結び、瑞雲庵と称したと伝えられる』。のち、平和な徳川の世になった寛永十年(1633)、現長岡市洞照寺9世天安秀文大和尚を開山に請じ、曹洞宗寺院として再出発。そのときから瑞雲寺と称するようになったようだ。
 小さな石仏が並ぶ参道を進む。素朴な作ばかりだが、それがかえって親しみを覚えさせ、心が和む。
 参道の突き当たり、向かって右に、大きなモミが姿勢良く立つ。
 根元ではモミ独特の肥厚が始まり、幹表面には緩やかに左旋回する模様が現れている。なかなか姿の良いモミだ。
 樹勢も良さそうで、まだまだ大きくなることと思われる。
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