ページタイトル:瑞光寺の大ケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:瑞光寺の大ケヤキ(幹と並ぶ) 名称 瑞光寺の大ケヤキ
    (ずいこうじのおおけやき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ケヤキ
樹高 22m(注1) 実際はもっと低い
目通り幹囲 6.9m(注1)
推定樹齢 400年(注1)
所在地の地名 秋田県男鹿市北浦北浦字杉原
 〃 3次メッシュコード 5939−76−52
 〃 緯度・経度 北緯39度57分47.8秒
           東経139度46分53.5秒
男鹿市指定天然記念物(2004年3月24日指定)
撮影年月日 2019年5月15日

注1)秋田県緑化推進委員会刊「秋田の巨樹・古木」による





 男鹿半島の北海岸に北浦漁港があり、漁港の西側高台に臨済宗妙心寺派瑞光寺がある。
 境内に年老いた大ケヤキが立つ。
 男鹿市公式ウェブサイトの文化財紹介ページによると、「千年ケヤキ」とも呼ばれ、当地方では知らない人がいないほど有名な巨木だという。
 根元付近の様子から想像すると、かつては背も高く、大きな樹冠を戴いていたと思われるが、今は高さ6mほどで主幹を失い、内部はすっかり伽藍堂。脇芽から生長した若い枝が生命を支えている。
 この姿になってからは幹囲の増加も僅かだろうが、元気な時代はぐんぐん大きくなったはずである。この大きさで樹齢千年は、ちょっと多すぎるのではないだろうか。(学校の記念樹として植えられたケヤキでは、百年ほどで幹囲6m近くになった例もある)
 上記「秋田の巨樹・古木」によれば、瑞光寺が現在地に移ってきたのは元禄元年(1688)ということだが、その頃に植えられたか、あるいは既にケヤキがあったにしても、それより遥かに遡ることはないのであるまいか。
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