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左が紅梅、右が白梅
紅梅
白梅 |
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名称 瑞巌寺の臥龍梅 (ずいがんじのがりゅうばい)
名称の典拠 天然記念物指定名称(注1)
樹種 ウメ
樹高 8m/6m(注2)
目通り幹囲 2.3m/1.5m(注2) いずれも根元周囲
推定樹齢 不明
所在地の地名 宮城県宮城郡松島町松島
〃 3次メッシュコード 5741−40−45
〃 緯度・経度 北緯38度22分19.4秒
東経141度03分35.9秒(注3)
宮城県指定天然記念物(1997年5月9日指定)
撮影年月日 2024年6月10日
注1)正式な名称は「瑞巌寺の臥龍梅(紅白)」
注2)宮城県公式ウェブサイトの文化財紹介ページによる
注3)これは紅梅の位置
最初に、花の写真でないことをお詫びする。当サイトは巨木探訪がテーマであり、いわゆる「見頃」でない姿でも、巨木として愛でようというスタンスなので、どうかご容赦を。
とは言っても、このウメは樹種を考慮してもそれほど大きいわけではない。名刹瑞巌寺にあることと、由来伝承に誘われて訪ねてみる気持ちになった。
その由来とはこうである。
明(みん)に向かって勢力を広げようという豊臣秀吉の馬鹿げた野望のために、伊達政宗も朝鮮出兵に付き合わされた。文禄2年(1593)には実際に朝鮮に上陸している。
5ヶ月程の滞在の後、政宗は日本に戻るが、その際にこのウメを持ち帰ったというのである。そして、慶長14年(1609)3月26日、瑞巌寺の上棟祝いに政宗みずから手植えしたとされている。(瑞巌寺公式ウェブサイトによる。上記宮城県の文化財紹介ページはその後継樹だとしている)
『紅白ともに八重咲きで、実を7〜8個鈴なりにつけることから、「臥龍八ツ房」という異称も』あるという。(瑞巌寺公式ウェブサイトより)
本堂から見る眺めも良い。(要拝観料)
でも、本音を言えば、やはり花も見てみたい。 |
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