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名称 善法寺の銀杏 (ぜんぽうじのいちょう)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 イチョウ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 8.8m(注2) 根元回りはもっと細い
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 秋田県大仙市長野字六日町(注3)
〃 3次メッシュコード 5940−24−43
〃 緯度・経度 北緯39度32分35.0秒
東経140度32分04.0秒
大仙市指定天然記念物(1980年12月26日指定)
撮影年月日 2019年5月11日
注1)大仙市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)秋田県緑化推進委員会「秋田の巨樹・古木」による
注3)2005年3月22日、1市6町1村が大合併して大仙市誕生。旧行政区は仙北郡中仙町
JR田沢湖線羽後長野(うごながの)駅の南西約650m。中仙小学校の東に、真宗大谷派一埜山善法寺がある。
山門の手前、参道を横切って流れる用水脇に大イチョウが立つ。(山門に向かって左)
地際で複数幹に分かれて広がる樹形のため、幹回りの数値が上記のように大きくなってしまった。従って、データほどの巨木感はないが、株立ち全体を見れば、なかなかの大きさである。
標柱側面の説明によると、秋の落葉時、一晩ですべての葉が落ちれば、翌年は豊作になるとの伝承があるらしい。そのため、地元では「作だめしの銀杏(いちょう)」と呼ばれているとか。
「秋田の巨樹・古木」によると、善法寺開基正慶は、もと越後国守護長尾氏の家臣だったが、(自身が信仰する)一向宗を長尾氏が禁じたため越後を離れ、享禄元年(1528)、この地で善法寺を創建したという。
このイチョウも正慶が植えたとされている。 |
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