ページタイトル:座頭小路のいちょう 当サイトのシンボル

画像:座頭小路のいちょう_1


画像:座頭小路のいちょう_2
 ここに見えるのはホテルではなく北都ビル
名称 座頭小路のいちょう (ざとうこうじのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 350年(注3)
所在地の地名 秋田県秋田市中通5丁目
 〃 3次メッシュコード 5940−40−59
 〃 緯度・経度 北緯39度42分49.1秒
           東経140度07分03.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年8月25日

注1)秋田市保存樹第16号に指定されたことを示す案内板を秋田市が設置(1974年10月11日)
注2)環境庁編「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による





 秋田市中心部、ホテルグランディア秋田の裏の小路が座頭小路である。
 名の由来は、昔、小金を貯めていた座頭がここを通りかかった際、邪心をもった武士に惨殺されたことによるという。その時座頭が持っていた杖が根づいて、この大イチョウになったとの伝承がある。
 ほかに、佐竹侯が秋田に移封された際、水戸から持ってきたイチョウだとする説もあるらしい。イチョウが立つ場所は、旧佐竹藩士小田部某の屋敷跡と言われているようだ。
 イチョウは、ブロック塀と建物の間の狭い空間に、窮屈そうに立っている。
 かわいい絵入りの案内板によれば、近くの火事に類焼して、黒こげになったこともあるらしい。その後、芽を吹いて、今の姿になったという。
 天然記念物ではないが、昭和49年(1974)10月11日、秋田市保存樹木第16号に指定された。

※グーグルのストリートビューで確認すると、当時とは周辺の様子が変わっていた。上図左に見える建物も今はない。(2016.12.16追記)
 
ボタン:秋田県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る