ページタイトル:湯泉神社の大杉 サイトのシンボル

画像:湯泉神社の大杉 名称 湯泉神社の大杉 (ゆぜんじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 47m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 700年以上(注3)
所在地の地名 栃木県那須郡那須町芦野
 
〃 3次メッシュコード 5540−31−82
 
〃 緯度・経度 北緯36度59分27秒
           東経140度09分24秒
栃木県指定天然記念物(1957年8月30日指定)
撮影年月日 2008年11月16日

注1)栃木県教育委員会と那須町教育委員会が連名で設置(「大杉」は、案内板では「おおすぎ」と平仮名)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)上記案内板による





 奈良川を挟んで芦野城跡の対岸、健武山(たけぶやま)に湯泉神社が鎮座している。
 芦野氏によって勧請されたと伝えられ、享禄年中(1528〜32)には社領60石が寄進されたという(平凡社「栃木県の地名」より)から、領主の篤い崇敬を受けていた神社のようだ。
 拝殿の右前方(向かって左手前)に立つ大杉が栃木県天然記念物に指定されている。
 数度の落雷を被ったというが、今は大きく修復されていて、一見したところ、焦げ痕は見あたらない。
 平成6年(1994)には「那須の名木」にも指定された。

※いつも貴重な情報を下さる埼玉県のNさんから、大杉が伐採されたとの情報をいただいた。産経新聞ウェブニュースや那須町文化協会のウェブサイトによると、平成29年(2017)9月、台風18号により、幹が裂けるなどの大きな被害を受けた。なんとかならないものかと樹木医にも相談がなされたようだが、再生は無理との結論だったようで、平成30年(2018)3月19日に伐採されたという。残念ながら、もうこの大杉に会うことは出来ない。(2018.12.10追記)
 
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