名称　湯ノ原一里塚のケヤキ 　　　　（ゆのはらいちりづかのけやき） 名称の典拠　なし 樹種　ケヤキ 樹高　１２ｍ（注1） 目通り幹囲　５．５ｍ（注1） 推定樹齢　３００年以上（注1） 所在地の地名　秋田県湯沢市湯ノ原１丁目 　〃　３次メッシュコード　５８４０−５４−９０ 　〃　緯度・経度　北緯３９度０９分５５．６秒 　　　　　　　　　　　東経１４０度３０分０１．０秒 天然記念物指定　なし（注2） 撮影年月日　２００７年８月１０日 注1）環境庁「日本の巨樹・巨木林　北海道・東北版」による 注2）１９６４年３月２６日、「一里塚」の名で湯沢市史跡に指定された。このケヤキも史跡の一部と見なされていると思われる 　湯沢市街から国道３９８号を東に向かうと、市街地を抜ける手前で、右手の路傍に立つ大ケヤキが見える（下図は逆向き、つまり西を向いて撮影）。 　塚と呼ぶほどに高くはないが、ここは江戸時代の一里塚跡である。ケヤキはその目印として植えられたと思われる。 　１本の幹で立ち上がり、地上２ｍほどで複数の太い枝を横に広げている。その辺りで主幹が途切れ、大枝も途中で切られているので、背はあまり高くないし、樹冠もそれほど大きくはない。しかし、一目見て、力強さが伝わってくる。そんな樹形をもった大ケヤキである。 　樹勢も良好なようだ。まだ、しばらく元気な姿を見せ続けてくれることだろう。