ページタイトル:湯西川のネズコ 当サイトのシンボル

画像:湯西川のネズコ

   
名称 湯西川のネズコ (ゆにしかわのねずこ)
名称の典拠 なし
樹種 ネズコ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 6.4m(注1)
推定樹齢 600年(注2)
所在地の地名 栃木県日光市湯西川(川戸)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5539−34−59
 〃 緯度・経度 北緯36度58分06.4秒
           東経139度36分33.7秒
日光市指定天然記念物(1976年12月24日指定)
撮影年月日 2012年9月27日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注2)現地の「新日本名木百選」碑による
注3)2006年3月20日、日光市に合併。旧行政区は塩谷郡栗山村





 かつて国道121号は、海尻橋で五十里湖(いかりこ)を渡り、左岸側を会津に向かったが、その後、新しいルートができた。今は、野岩鉄道湯西川温泉駅の近くまで右岸側を走り、「五十里海渡り大橋」で左岸に移る。(もちろん道幅も広くなった)
 その湯西川温泉駅近くで国道と別れ、湯西川(川の名)沿いに県道249号をひたすら遡ると、このネズコに会うことができる。
 川戸に入る手前から、谷は急に開ける。目指すは、「水の郷観光センター」。大きな施設だから、すぐに分かると思う。ネズコは、県道を挟んで、その向かい側に立つ。もっとも、その手前からネズコの姿は右に見えている。
 ネズコは、もとからここに立っていたわけではなかった。平成14年(2002)12月から翌年1月にかけて、80mほど、立ったまま移動したのである。
 それから約10年経った。相変わらずワイヤで支えられているけれども、比較的元気そうな葉をつけている。活着できたと見ていいのだろうか。
 枯れ枝も目立つが、これだけの大木を移植して、まったく無傷というわけにもいくまい。
 周囲に仲間がいなくなって、落雷を防ぐため避雷針も付けた。あとは新居に馴染んでくれるのを待つばかりである。
 
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