ページタイトル:雪沢のトチノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:雪沢のトチノキ 名称 雪沢のトチノキ (ゆきさわのとちのき)
名称の典拠 なし
樹種 トチノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 4.9m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 秋田県大館市雪沢字大明神
 〃 3次メッシュコード 6040−35−52
 〃 緯度・経度 北緯40度18分05.4秒
           東経140度39分30.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年5月16日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)地表面から1.3mの高さで実測





 JR大館駅の東方(やや北)約9km、長木川(ながきがわ)の谷を走る県道2号(大館十和田湖線)のすぐ脇に立つトチノキ。
 この県道は、その名のとおり大館と十和田湖を結ぶ最短ルートの2車線県道で、大館〜十和田湖区間は小坂町を通過する部分を除いて沿道人口が少ないため、交通量も信号も少ない。とても走りやすい道路である。緑溢れるこの県道には、「樹海ライン」の愛称もある。
 ただし、このトチノキが立つのは樹林内ではなく集落の端。根元に小さな祠(または御堂)があって、このトチノキも信仰対象なのかも知れない。(環境省データベースではトチノキの所有者は「不明」とある)
 環境省データベース記載の幹囲は450cm。私の測定値は492cm。
 二つの測定の間に35年以上が過ぎているので、現在の良好な樹勢を考えれば妥当な結果だと思われる。
 5mに届かなかったのは残念だが、もう10年もすれば5mを超えることだろう。
 それにしても、ネット上でこのトチノキへの言及が見つからなかったのは不思議である。
 緩い県道カーブの外側に隣接する位置にあって、どちら向きに走っていても必ず目にするはずなのだが…。
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