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鐘楼横に立つカツラ
本堂前に立つモミ |
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名称 養徳寺のカツラ (ようとくじのかつら)
名称の典拠 なし
樹種 カツラ
樹高 13m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 新潟県南魚沼市小川(注2)
〃 3次メッシュコード 5538−47−67
〃 緯度・経度 北緯37度03分18.2秒
東経138度58分18.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年6月10日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2004年11月1日、南魚沼郡内の2町が合併して南魚沼市誕生。旧行政区は南魚沼郡六日町
三国川(さぐりがわ)右岸、真言宗高倉山養徳寺の境内に立つカツラ。
ごらんのように幹の周りをひこばえが覆い尽くし、根元付近の幹の様子がどうなっているのか、観察は不可能。これらが順調に育てば、株立ちの大樹となることだろう。
養徳寺は、「新潟県寺院名鑑」によれば、開基年暦不詳。天和2年(1682)に当時の住職元栄が伽藍を修理し仏具・法具を整備したため、元栄を中興の祖としているという。今から約320年前のことだ。
入口のアカマツ(姿が良いのだが、幹囲はいまひとつ)と、本堂前のモミ(下図参照)もなかなか立派である。
このあたり、三国川の上流にダムが完成し(1992年10月16日竣工式)、しゃくなげ湖(人造湖)を一周する道路も出来た。観光客も訪れるようになった。
しかし、主要道からは川の対岸にあたる養徳寺を訪ねる人はそんなに多くなさそうだ。
門前には、地元の石工太良兵衛(たろべえ)が作った石仏についての案内板があるのだが、文字を記したフィルムが破れたままに放置されていた。 |
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