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名称 影向の杉 (ようごうのすぎ) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 スギ 樹高 21m(注2) 目通り幹囲 5.5m(注2) 推定樹齢 500年(注3) 所在地の地名 高知県土佐市谷地(やつじ) 〃 3次メッシュコード 5033−12−86 〃 緯度・経度 北緯33度29分26.9秒 東経133度19分46.8秒 土佐市指定天然記念物(1991年7月17日指定) 撮影年月日 2012年3月28日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による 注3)上記案内板による 「影向(ようごう)」とは、神仏が一時的に出現すること。 今は廃寺となったが、かつてここには法華寺があり、大いに栄えていたらしい。(楼門に安置されていた金剛力士像(室町時代の作。県指定文化財)が、大杉のそばの仁王門に残る) 仏様がこのスギに降臨したという伝説でもあったのだろうか。 3本が根元で一直線に繋がり、離れて見ると、全体で一つの樹冠を形成している。ただ、そばに立って見る限りではまさしく3本のスギである。 仁王門の向かい側の闇お神社(くらおじんじゃ)参道の途中からは、この3本が横一列に見える。地中から、何か力強いものが噴出したように見えなくもない。その姿が印象に残った。 国道56号の甲原信号で、県道53号(土佐佐川線)に曲がり、甲原川上流に向かう。県道をそのまま進むと、あと500mほどで市境というあたりで、前方に大杉の姿が見えてくる(左下図)。この道を走っていれば、まず見落としそうにない大杉である。 |
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