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名称 四ツ屋伊勢社の御神木 (よつやいせしゃのごしんぼく) 名称の典拠 なし (私が勝手に命名) 樹種 ケヤキ 樹高 25m(注1) 目通り幹囲 6.2m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 長野県長野市川中島町四ツ屋 〃 3次メッシュコード 5438−71−31 〃 緯度・経度 北緯36度36分55.0秒 東経138度08分22.9秒 天然記念物指定等 なし 撮影年月日 2004年6月26日(左写真) 2011年2月24日 千曲川の最大の支流、犀川に架かる小市橋の南方600mほどのところに伊勢社がある。 その拝殿の右横(向かって左)に大きなケヤキが立っている。細い注連縄が巻かれ、「御神木」の立て札があったので、それをいただいて、標記の樹名とした。 樹勢は非常に良く、太い枝が高いところで大きな樹冠を形作っている。折損枝も無いわけではないが、これだけの巨木にしては、まだたくさんの大枝を残していると言っていいだろうと思う。 このケヤキについて、次のような話を聞いた。 弘化4年(1847)の善光寺地震で岩倉山が崩壊、犀川が堰き止められた。水は川中島平に溢れ、大洪水となった。四ツ屋村では、殆どの家屋を流失し、壊滅状態となった。残された家屋は、僅かに5軒のみだった。その際、こちらに流れてきた水の流れは、このケヤキを境に大きく向きを変えたというのである。 上述のように、今の犀川からは600mほど離れている。にわかには信じ難い話だが、洪水の際にも、濁流に抗してしっかり立っていたということなのだろう。 |
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