ページタイトル:若宮八幡神社のスギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:若宮八幡神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 若宮八幡神社のスギ
    (わかみやはちまんじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県東蒲原郡阿賀町吉津(注2)
 〃 3次メッシュコード 5639−42−59
 〃 緯度・経度 北緯37度42分54.9秒
           東経139度22分18.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年8月21日

注1)「新潟の大杉と天然杉」による
注2)2005年4月1日、郡内4町村が合併して阿賀町誕生。旧行政区は東蒲原郡三川村





 新潟平野に出る直前の阿賀野川(あがのがわ)は、蛇行を繰り返しながら、一部で険しい谷を刻んでいる。そのため、かつての会津街道(新潟県側での呼称。福島県側では越後街道と呼ぶ)は、この区間を避け、現在のJR津川駅付近の角島(つのしま)から、諏訪峠を越え、行地(ゆくじ)、新谷(あらや)、赤谷(あかだに)経由で、新発田(しばた)に向かっていたくらいだ。
 現在は、発達した土木技術のおかげで、JR磐越西線、国道49号、磐越自動車道ともに、阿賀野川に沿って走っている。(会津と新潟を結ぶには、この方がずっと近い)
 その区間で、国道49号と磐越道三川(みかわ)インターを結ぶのが県道587号(三川インター線)である。
 左図の大杉が立つ若宮八幡神社は、県道のすぐ南側。「三川インター入口」信号から、およそ1.2km。
 境内にスギが10本ほど立っているが、そのうち、社殿横の1本だけが太い。高い位置から、他のスギたちを統率しているようにも見える。
 神社のあたりで、県道は鉄道を挟んで再び国道に接近する。注意していれば、国道からも大杉の姿は見える。(脇見運転注意)
 なぜか環境省巨樹データベースから漏れてしまった大杉である。
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