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名称 与四郎のトチ (よしろうのとち) 名称の典拠 現地の標柱(注1) 樹種 トチノキ 樹高 不明 目通り幹囲 5.6m(注2) 推定樹齢 不明 所在地 岐阜県高山市清見町二本木(注3) 〃 3次メッシュコード 5437−10−76 〃 緯度・経度 北緯36度09分03.6秒 東経137度04分47.0秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2009年4月19日(左の写真) 2021年11月6日 注2)「時間の輪」による 注3)2005年2月1日、高山市に合併。旧行政区は大野郡清見村 「時間の輪」でこのトチノキを知り、是非訪れたいと思っていた。 夏厩で国道158号に別れ、県道90号(古川清見線)に入る。間もなく、二本木集落に入ったところで、右手の山裾に見えてくる。 臥龍桜の開花期を狙っての訪問だったので、トチノキはまだ裸ん坊。おかげで、樹形がしっかり確認できた。 地上4mほどで主幹を失い、独特の姿をしている。その姿は、巨大な陸上イソギンチャクを想像させる。これが葉をつけると、球状の樹冠になるのだろうか。 幹には空洞が出来ているようで、根元付近に小さな開口部が見える。しかし、空洞が樹勢に影響しているようなことはなさそうだ。 周辺の農地では、田起こしも終わり、田植えの準備が着々と進んでいる。 高い位置から家々を見守るトチノキは、集落に災厄をもたらす悪鬼を見張る鍾馗様のような姿にも思えた。 |
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