ページタイトル:観音寺の枝垂桜 当サイトのシンボルマーク

画像:観音寺の枝垂桜 名称 観音寺の枝垂桜 (かんのんじのしだれざくら)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 3.3m(注2)
推定樹齢 250年(注2)
所在地の地名 栃木県那須郡那珂川町吉田(注3)
 〃 3次メッシュコード 5540−01−90
 〃 緯度・経度 北緯36度44分51.4秒
           東経140度07分56.2秒
那珂川町指定天然記念物(1971年10月1日指定)
撮影年月日 2019年4月6日

注1)天然記念物指定名称は単に「枝垂桜」。それでは他と区別できないので、所属する寺の名を冠した。なお、「とちぎ名木百選」における名称は「観音寺のしだれざくら」と平仮名表記となっている
注2)那珂川町教育委員会がデータを更新した「おがわの名木」樹名板による
注3)2005年10月1日、那須郡内2町が合併して那珂川町誕生。旧行政区は那須郡小川町





 道の駅「ばとう」から、国道293号を宇都宮方面に向かうと、間もなく国道は若鮎大橋で那珂川(なかがわ)を渡り、その先で国道294号と交差する。(両国道の重複区間が400mほどある)
 「旭町」交差点で左折、国道294号を400mほど南下すると、右側(国道のすぐ西)に高野山真言宗観音寺がある。
 案内板によると、観音寺の開基は宥順(ゆうじゅん?)。開創時期については2説あって定かでないようだ。一方は天文3年(1534)、他方は元亀3年(1572)としていて、両者に40年ほどの時差がある。
 いずれにしろ、戦国の頃に開かれた寺であるようだ。
 本堂に向かって右側、国道のすぐ近くに天然記念物の枝垂桜が立つ。(訪ねた時はちょうど満開だった)
 境内の枝垂桜はこの個体を含めて3本。ほかはまだ巨木ではないが、若いだけに元気が良い。
 花の美しさも、樹形の美しさも、向かって左の若い枝垂桜には負けてしまいそうだが、貫禄はやはりこちらの方が一枚も二枚も上手である。
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