名称　横田陣屋御殿桜　（よこたじんやごてんざくら） 名称の典拠　現地の案内板（注1） 樹種　エドヒガン 樹高　１２ｍ（注2） 目通り幹囲　３．１ｍ（注2） 推定樹齢　３００年（注2） 所在地の地名　福島県須賀川市横田字北之後（注3） 　〃　３次メッシュコード　５５４０−７２−３１ 　〃　緯度・経度　北緯３７度１７分０６．７秒 　　　　　　　　　　　東経１４０度１５分３７．５秒 須賀川市指定天然記念物（１９８５年５月１日指定） 撮影年月日　２０２０年４月７日 注1）設置者名・設置年月とも不詳。天然記念物指定名称もこれに同じ。案内板には「よこたじんやのごてんざくら」とルビが振られていたが、現代において「の」を入れて読むのは無理があるのではないだろうか 注2）上記案内板による 注3）２００５年４月１日、須賀川市に合併。旧行政区は岩瀬郡長沼町 　護真寺の南西１５０ｍほどの所に立つシダレザクラ。 　花色が濃く、かつ量も多くて、とても優美な桜である。 　訪ねた時は正に花盛り。案内板によれば、須賀川市内では最も早く咲く桜だそうである。 　樹名の由来について、案内板の説明を引用すると、『江戸時代に横田の地を所領していた溝口氏の邸宅内に植えられていたため「御殿桜」と呼ばれ』たとのこと。 　名前に相応しい、豪華な花だ。 　今も個人の所有物だが、観桜者に開放され、様々な角度から鑑賞できるよう、周囲に広場を設けて下さった。 　これだけの愛情を注がれたからこそ、今も美しい姿を見せてくれるのだろう。（感謝） 　郡山観光交通（タクシー）による恒例の県内枝垂れ桜花番付（令和２年春場所）で、西の関脇にランクされている。