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名称 横倉愛宕神社のスギ
(よこくらあたごじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 31m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 宮城県角田市横倉字馬場内
〃 3次メッシュコード 5640−76−71
〃 緯度・経度 北緯37度58分51.1秒
東経140度46分05.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年6月9日
注1)環境省巨樹データベース(2023年調査値)による
阿武隈急行角田(かくだ)駅の北西500mほどのところに標高40mほどの独立した小山があり、その南麓に愛宕神社が鎮座する。
宮城県神社庁の神社紹介ウェブページによれば元は西方豊室(とよむろ)の滝ノ沢山に鎮座していたが、康応元年(1389)に当地に遷座したと言われているらしい。
江戸時代には、伊達政宗の伯父で石川昭光を初代とする角田石川氏が厚く尊崇したという。
まずは石段を登って参詣。
愛宕神社と言えば火除けの神様と心得ていたのだが、近年は建築物の防火機能が強化されたり消防の近代化等で出番が少なくなったのだろうか。もっと手広く面倒を見てくださるようになったらしく、奉納された絵馬には、一家安寧はもちろん、合格祈願、必勝祈願、金運祈願などさまざまな願いが記されていた。
ならば、と私はウクライナの平和を祈らせていただいたが、叶えて下さるだろうか。
左図の大杉は石段の下、境内の外縁に沿って左へ少しだけ離れて立つ。これとは別に石段横のスギも大きい。
ところで、箒目が見えるほどに境内清掃が行き届いていたので、近くで作業しておられた方に、近々祭礼でもあるのかと尋ねたところ、そうではなく、お二人の方が日常的に清掃しておられるとのこと。
驚くとともに頭が下がる。
私はまったくの部外者であるが、美しい境内で気持ちよく参詣出来たことに、この場を借りて御礼申し上げたい。 |
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