ページタイトル:八ツ房杉 当サイトのシンボル

画像:八ツ房杉_1

画像:八ツ房杉_2
名称 八ツ房杉 (やつぶさすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 20.0m(注2)
推定樹齢 伝承2600年以上(注3)
所在地の地名 奈良県宇陀市菟田野佐倉(注4)
 〃 3次メッシュコード 5135−57−28
 〃 緯度・経度 北緯34度26分35.8秒
           東経135度58分36.7秒
国指定天然記念物(1932年4月25日指定)
撮影年月日 2009年6月14日

注1)宇陀市が設置(設置年月不詳)。なお、国の天然記念物指定名称は「八ツ房スギ」と樹種部分がカタカナ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)大和平定に動き出した神武天皇が、菟田の高城に陣を構えたとき、この杉を植えたとする伝承がある。神武天皇が本当に実在したかどうかは別にして、西暦2000年が皇紀2660年だったことを考慮すれば、およそこんなところだろう
注4)2006年1月1日、宇陀郡内4町村が合併して宇陀市誕生。旧行政区は宇陀郡菟田野町





画像:八ツ房杉_3


  菟田野区佐倉(さくら)の桜実神社(さくらみじんじゃ)境内に立つ。
 スギは、直立して天を目指すのが身上だが、このスギは、一ヶ所から湧き出すように出た複数の幹が、くねりながら、斜めに広がっている。下方に向かっているものすらある。こんな姿が人知を超える力を連想させ、神武天皇の登場ともなったのだろう。「八ツ房」の名も、その姿からの命名である。
 講談社「日本の天然記念物」(1995年刊行)によれば、「1株のスギが多岐したものではなく、樹幹の状況から、大小6株のスギの幹の基部が互いに癒着したものと考えられる」そうだ。
 八ツ房杉では、殆どの幹が斜めに向かっているので、直立するスギよりも、荷重に耐える力に乏しい。そのため、背後から、ところどころをワイヤで支えている。
 大切に守られているスギだが、衰えが顕著になってきたようにも思われる。
 
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