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名称 谷中のケヤキ (やなかのけやき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ケヤキ
樹高 25m/30m(注1)
目通り幹囲 5.6m/5.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 栃木県矢板市安沢
〃 3次メッシュコード 5539−17−27
〃 緯度・経度 北緯36度46分10.5秒
東経139度57分51.1秒(注2)
矢板市指定天然記念物(1988年3月15日指定)
撮影年月日 2012年9月27日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注2)これは向かって右のケヤキの位置
県道161号(下河戸片岡線)内川橋の下流、内川左岸沿いに広がる水田の縁近くに立つケヤキ。
広い御屋敷の取付道路の入口で、道の両脇をかためている。門杉ならぬ「門欅」のよう。向かって右の方が少し太いように思ったが、両者はほぼ拮抗。堂々たる門番である。
ケヤキの周囲をぐるっと回り、さて撮影を、というところで、お仲間が増えた。
邪魔にならない場所に、栃木ナンバーの車を駐め、カメラと三脚の準備を始めた。近隣にお住まいの方らしい。私の姿を認め、話しかけてこられた。
お互い、同好の士と思い、和やかなムードで会話が始まる。しかし、どこかおかしい。やがて、互いに勘違いに気付いて、照れ笑い。実は、彼は、根元のヒガンバナが目的。私はケヤキ。互いに、相手も自分と同じ対象を撮りに来たとばかり思い込んでいたのだ。
でも、巨樹探訪を長年続けているが、同じ目的を持つ人と現場で出くわすことは滅多に無い。たとえヒガンバナ目当てでも、出会いは嬉しいものだ。
このケヤキがめぐり合わせてくれたと思うことにした。 |
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