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名称 山住神社のスギ (やまずみじんじゃのすぎ) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 スギ 樹高 41m/40m(注2) 目通り幹囲 9.2m/7.0m(注2) 推定樹齢 伝承1300年(注2) 所在地の地名 静岡県浜松市天竜区水窪町山住(注3) 〃 3次メッシュコード 5237−57−53 〃 緯度・経度 北緯35度08分05秒 東経137度54分51秒 静岡県指定天然記念物(1971年8月3日指定) 撮影年月日 2007年12月22日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による。いずれも前者が社殿に近い個体、後者が鳥居に近い個体のもの 注3)2005年7月1日、浜松市に合併。旧行政区は磐田郡水窪町 はるか南方の秋葉山本宮の方から延々と続いてきたスーパー林道天竜線と県道389号(水窪森線)が稜線で交叉する。そこが山住峠(標高1107m)である。 峠のすぐ横に山住神社が鎮座し、峠側の鳥居を潜ると、その先に2本の大杉が並んでいる。(社殿は鳥居と直角に東を向いているが、前方に参道はなく、高い石垣があるのみ) 案内板によれば、大杉は、和銅2年(709)の神社鎮座と同時に植栽されたといい、それが伝承樹齢の根拠となっている。さらには昭和34年(1959)の伊勢湾台風の際、倒木の年輪で確認したとも記されているが、本当だろうか? 今から約300年前の元禄9年(1696)2月、幕府御用材の乱伐を憂えた山住家23代大膳亮茂辰(だいぜんのすけしげたつ?)は、伊勢より3万本の杉苗を購入して植林。その後、没するまでの48年間に、36万本を造林したという。それが、明治・大正期の材木市場において「山住杉」として高く評価されたという。(これも案内板より) 土曜ではあったが、今にも降り出しそうな冬空の下では、私の他に訪問者は皆無。 幟の多さに、むしろ不思議な感じがした。 |
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