ページタイトル:秋葉神社上社のスギ サイトのシンボル

画像:秋葉神社上社のスギ

画像:秋葉神社上社のスギ(切り株)
名称 秋葉神社上社のスギ
    (あきはじんじゃかみしゃのすぎ)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 スギ
樹高 31m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 250〜400年(注3)
所在地の地名 静岡県浜松市天竜区春野町領家(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5237−36−79
 
〃 緯度・経度 北緯34度58分51秒
           東経137度52分04秒(注5)
春野町指定天然記念物(「秋葉山林相」として境内林全体を指定)(注6)
撮影年月日 2007年12月22日

注1)1990年、春野町名木百選に選ばれたことを示す樹名板(春野町が設置)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)上記樹名板による
注4)2005年7月1日、浜松市に合併。旧行政区は周智郡春野町
注5)雨が降ってきたため、計測せず。これは地図上で見当を付けた値。多少違っているかも知れない
注6)市町村合併後、天然記念物としての名称が「秋葉神社社叢」に変更された





 ここは、全国に約400を数える秋葉神社の総本宮。言わずと知れた火防の神様である。
 標高885mの秋葉山に鎮座し、その参道にスギ巨木が立ち並ぶ風景は、歌川広重の浮世絵でも知られる。
 上図の大杉は、長い旧参道の終点近く、神門(1831再建の随身門。春野町文化財)のすぐ手前に立っている。
 今は、自動車道が整備され、旧参道を歩く人は少なくなったことだろう。
 私も自動車での参詣である。駐車場からは新しく作られた西の神門経由でお参りし、建物を通り過ぎて大杉にまみえることになる。
 下図は、新しい神門近くに置かれた(?)根株。神々の依代である木は、伐採された後でも、その材や切株に神性が宿り続けると考えられたようだ。当地の植林材だけで建築されたという神門の近くに、そのようなことを記した石碑が設置されていた。
 1991年の旧環境調査報告では、境内の巨木数が約500本と推定されている。
 広重の時代からは150年以上を過ぎたが、今も巨木が林立する神社なのである。
 
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