ページタイトル:大和神社のケヤキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:大和神社のケヤキ 名称 大和神社のケヤキ
    (やまとじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県上越市大和2丁目
 〃 3次メッシュコード 5538−42−90
 〃 緯度・経度 北緯37度05分05.8秒
           東経138度15分01.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年10月6日

注1)「Forest & Tree」による





 北陸新幹線上越妙高駅の北北東400mほどのところに大和神社が鎮座する。
 明治40年(1907)に近隣8社を合併して大和神社と称する前は、宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)を祭神とする稲荷社だった。
 そのはるか前、南北朝時代には南朝方に属する村山義信の居城今泉城がここにあったらしい。戦国期にはどんな様子になっていたものか、上杉家の内紛「御館の乱」で敗れた上杉景虎が、鮫ヶ尾城に逃れる途中、ここに立ち寄ったとする口伝もあるようだ。(「上越市史別編寺社資料一」による)
 社殿の背後に土塁がある。かつての今泉城の遺構だろうか?
 その土塁上に大ケヤキが立っている。
 太さに比して背が低く、左図と反対側の幹の側面には大きな損傷もあるが、太い大枝を数本残し、たくさんの葉をつけている。樹勢は良好に見える。
 ところで、正直に白状すると、恥ずかしながら、上記の「Forest & Tree」を拝見するまで、このケヤキの存在を知らなかった。わが家から2km圏内にあるのに、である。しかも、神社の西を走る県道579号(上新バイパスが完成する前は国道18号だった)を、今までに数百回は通っているはずだ。まさに「灯台もと暗し」であった。
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