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画像:薬照寺の大カツラ

画像:薬照寺の大カツラ(幹と並ぶ)

画像:薬照寺の大カツラ(全景)
名称 薬照寺の大カツラ
   (やくしょうじのおおかつら)
名称の典拠 「にいがた巨樹・名木100選」(注1)
樹種 カツラ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 13.5m(注2)
推定樹齢 250年(注3)
所在地の地名 新潟県南魚沼市君沢(注4)
 〃 3次メッシュコード 5538−46−05
 〃 緯度・経度 
         北緯37度00分34.1秒
         東経138度48分44.3秒
新潟県指定天然記念物(1973年3月29日指定)
撮影年月日 2002年4月20日(左写真)
        2010年9月4日
        2010年11月7日



注1)1999年に新潟県緑化推進委員会が刊行
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)「にいがた巨樹・名木100選」による。環境庁「巨樹・巨木林」では300年以上としている。
注4)2005年10月1日、南魚沼市に合併。旧行政区は南魚沼郡塩沢町





 カツラの木のある瑠璃光山薬照寺は、寛徳2年(1045)創立と伝える真言宗の古刹。越後88箇所霊場の第88番、つまり打ち止め札所でもある。ときどきは札所巡りのツアー客でもあるのか、広い駐車場を完備しているが、今までの3度の訪問とも、他の参詣者には出会わなかった。
 カツラは参道の石段を上がりきる直前の、右手の斜面に立っている。渡辺典博著「巨樹・巨木」(山と渓谷社)で、樹種別ランク全国第4位。もちろん新潟県内では第1位のカツラである。
 「にいがた巨樹・名木100選」はこの木の樹齢について、次のように記している。
 安永9年(1780)、参詣に来た村人の蝋燭の火をくわえた鳥が茅葺き屋根に落とし、伽藍が焼失、この木も燃えてしまった。焼け残った部分は伐採されて、本堂廊下の縁の下に利用された。現在のカツラは、その後、自然に萌芽したものが成長した2代目だという。(だとすれば樹齢は220年ということになって推定樹齢と矛盾するが・・・)
 
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