ページタイトル:薬王寺八幡神社の樟 当サイトのシンボルマーク

画像:薬王寺八幡神社の樟 名称 薬王寺八幡神社の樟
    (やくおうじはちまんじんじゃのくす)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 クスノキ
樹高 34m(注2)
目通り幹囲 7.4m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 奈良県磯城郡田原本町藥王寺
 〃 3次メッシュコード 5135−66−52
 〃 緯度・経度 北緯34度33分10.6秒
           東経135度46分47.9秒
奈良県指定天然記念物(1958年3月20日指定)
撮影年月日 2023年7月25日

注1)天然記念物指定名称は「樟の巨樹」
注2)環境省巨樹データベース(2022年10月測定)による
注3)1992年12月に奈良県教育委員会が設置した案内板による





 樹名の薬王寺は地名(正式な地名は王寺だが、通例に倣い、新字体に改めさせてもらった)。近鉄田原本(たわらもと)駅の西方1kmほどに位置する。
 詳細は知らないが、かつてここに薬王寺という寺があったのだろう。薬王寺の旧仏と伝えられる薬師如来坐像が町内の浄土真宗本願寺派薬王山蓮休寺に残っているそうである。(薬王寺自治会による大字薬王寺についての説明文より)
 古くからの集落部分に八幡神社が鎮座する。
 クスノキが立つのは拝殿の後方。丹塗りの板垣に囲まれて立っている。(扉が開いていたので、入ってもよさそうに思ったが、遠慮した)
 案内板にあった幹回りは618cm。文化財指定当時(1958年)の測定値だろうか。平成元年調査(1988年報告値)は655cm。そして2022年には739cmとされた。増加率に少し不自然なところがあるが、着実に大きくなっていることは間違いない。
 大切に守られているクスノキだが、車での訪問には難点が一つあって、周囲の道が狭く、また駐車出来そうな場所も近くに無いので注意。
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