ページタイトル:ヤエ栗のイチイガシ 当サイトのシンボル

画像:ヤエ栗のイチイガシ


画像:ヤエ栗のイチイガシ(違う角度から)
名称 ヤエ栗のイチイガシ (やえぐりのいちいがし)
名称の典拠 なし
樹種 イチイガシ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 高知県高岡郡佐川町庄田(ヤエ栗)
 〃 3次メッシュコード 5033−22−32
 〃 緯度・経度 北緯33度31分44.6秒
           東経133度16分51.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年7月24日


注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 「ヤエ栗」は地名。バス停の表記は「八重栗」となっているが、国土地理院の2万5千分の一地形図や、環境省の巨樹データでは「ヤエ栗」となっているので、それに従った。
 ヤエ栗は、蛇行する柳瀬川に三方を囲まれるような地形だ。集落の北に、山を背にして八幡宮があり、その境内、拝殿に向かって左手の樹林内に、このイチイガシが立っている。
 見た感じ、データほどの太さはないように思ったので、環境省の調査要項通り、高地側1.3m地点の幹囲をメジャーで測ったところ、約5.0mあった。低地側で測れば、登録データほどの値が計上されるのかも知れない。
 ところで、ここ佐川町(旧佐川村)は、日本植物分類学の父とも言える牧野富太郎博士の出身地である。
 博士は19歳になるまで佐川村に留まったという。きっとこのイチイガシもご覧になっていたに違いない。
 
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