ページタイトル:慈眼寺のしだれ桜 当サイトのシンボルマーク

画像:慈眼寺のしだれ桜 名称 慈眼寺のしだれ桜 (じげんじのしだれざくら)
名称の典拠 「名桜・古桜・一本桜
樹種 エドヒガン
樹高 不明
目通り幹囲 4.5m(注1)
推定樹齢 250年(注2)
所在地の地名 福島県西白河郡矢吹町神田東(かんたひがし)
 〃 3次メッシュコード 5540−63−31
 〃 緯度・経度 北緯37度11分42.2秒
           東経140度23分20.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年4月2日

注1)地表面から1.3mの高さで実測
注2)「名桜・古桜・一本桜」による





 石川町王子平(おうじだいら)を起点とする福島県道106号(石川矢吹線)は、町境の阿武隈川(あぶくまがわ)に架かる明神橋(みょうじんばし)を渡ったのち、阿武隈川左岸の自然堤防上を北に向かう。(明神橋部分は県道139号との重複区間)
 橋から3kmと少し北上すると、今度は突然西に向きを変える。あぶくま高原道路玉川インターチェンジの南東1.6kmのあたりだ。
 その、突然向きを変えるところにシダレザクラの巨木が密集する。神田不動の桜神田のたねあげ桜と、そして左図の個体を含めて天台宗慈眼寺に2本。合わせて4本のシダレザクラ巨木が、半径50mほどの範囲内に立っている。
 それらのうち、最大の幹囲を持つのがこの桜である。上に向かって幹囲の漸減率は大きいものの、根元付近はかなりの太さである。実測すると454cmもあった。
 頂部は枯れてしまったようで、再生の見込みもなさそうだが、全体に樹勢は悪くない。
 樹高は低くなるだろうが、長い目で見ると、大きな損傷さえ生じなければ、そこからまた全体の樹形が整ってくるだろうと思われる。
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