ページタイトル:神田のたねあげ桜 当サイトのシンボルマーク

画像:神田のたねあげ桜 名称 神田のたねあげ桜 (かんたのたねあげざくら)
名称の典拠 「名桜・古桜・一本桜
樹種 エドヒガン
樹高 不明 (低い)
目通り幹囲 4.0m(注1)
推定樹齢 300年(注1)
所在地の地名 福島県西白河郡矢吹町神田東(かんたひがし)
 〃 3次メッシュコード 5540−63−21
 〃 緯度・経度 北緯37度11分40.8秒
           東経140度23分24.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年4月2日

注1)「名桜・古桜・一本桜」による





 神田地区を貫く県道106号(石川矢吹線)のすぐ脇、ガードレール外の法面上に左図のシダレザクラが立つ。
 立ち上がってすぐに大きく2幹に分かれ、互いに離れようと延びているため、背丈が低く、幅の広い樹冠を戴く。
 背は低いのだが、県道106号が大きくカーブする地点の外側に立っているため、花期にこの県道を走っていて見落とすことはないと思う。
 ところで、「たねあげ桜」という名についてだが、「たねまき桜」と同義らしい。この場合の「たね」とは、もちろん種籾、つまりイネの種のことだ。
 寡聞にして、初めて聞く呼称である。このあたりの狭い範囲で用いられる方言なのかも知れない。(種籾は、播種の前に数日間水に浸して発芽を促し、そののち水から上げて少し乾かしてから播くようだ。「たねあげ」の語はそのことと関係があるのだろうか?)
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