ページタイトル:八幡台のスダジイ ロゴ:人里の巨木たち

画像:八幡台のスダジイ 名称 八幡台のスダジイ (はちまんだいのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 6.8m(注1) 実際はもう少し細い
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 千葉県佐倉市八幡台1丁目
 〃 3次メッシュコード 5340−41−84
 〃 緯度・経度 北緯35度44分32.6秒
           東経140度10分26.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年5月13日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による





 市指定天然記念物の「臼井台の御神木カヤ」の近くに立つスダジイ。
 このスダジイは、かつての自然植生の名残りなのだろう。無理に枝を切られた様子もなく、野性味を感じる樹形である。
 余談だが、私が住む新潟県の多雪地帯では、ドングリといえば、ほぼすべてがナラの木のドングリである。ナラのドングリは灰汁(あく)が強くて食べられない(戦時中の食糧難時代には、あく抜き処理したドングリ粉を調理して食べたこともあったようだが、とても不味かったらしい)。
 千葉県では圧倒的にスダジイが多いように思う。スダジイのドングリには灰汁が無く、生のままでも食べられるという(煎って食べることが多かったようだ)。
 今でもスダジイのドングリを食べる人はいるのだろうか。
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