ページタイトル:薄井のイチョウ 当サイトのシンボルマーク

画像:薄井のイチョウ 名称 薄井のイチョウ (うすいのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 秋田県横手市雄物川町薄井字薄井(注2)
 〃 3次メッシュコード 5840−73−85
 〃 緯度・経度 北緯39度19分29.0秒
           東経140度26分20.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月10日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2005年10月1日、横手市に合併。旧行政区は平鹿郡雄物川町





 JR奥羽本線に「後三年」という珍しい名前の駅がある。このあたりが後三年の役(ごさんねんのえき)の古戦場だったことから名付けられた駅名という。(「後三年の役」ならぬ「後三年」の駅と洒落たのだろうか?)
 その後三年駅から西南西10kmほどの雄物川(おものがわ)右岸に、平成24年(2012)開校の横手明峰(よこてめいほう)中学校があり、中学校の前を通る県道13号(湯沢雄物川大曲線、新道の方)を1kmほど南下すると薄井だ。
 集落の中心部、十字路の北西。民家に囲まれた空間の中央に左図のイチョウが立つ。
 少し前に、大枝を全て途中でカットする強剪定がなされたようで、現在の樹冠は、その後に伸長した小枝が形成している。直幹に、形の整った樹冠。なかなか美しい姿のイチョウだ。
 私有地に立つイチョウである。環境省の旧資料に所有者のお名前があり、伺って撮影許可を得るつもりではいた。しかし、そのお宅なのかそうではないのか分からなかったが、近くで弔事があったようで、葬儀社の人が忙しく動いておられた。そんな状況だったので、許可をいただきそびれた。
 幸い、イチョウは通路からよく見えたので、ついつい無断撮影してしまったが、どうかご容赦を。
ボタン:秋田県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る