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画像:後谷のタブの木

画像:後谷のタブの木(全景)
名称 後谷のタブの木 (うしろだにのたぶのき)
名称の典拠 「にいがた巨樹・名木100選」(注1)
樹種 タブノキ
樹高 11m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 新潟県柏崎市西山町後谷(注3)
 〃 3次メッシュコード 5638−15−50
 
〃 緯度・経度 北緯37度28分01.2秒
           東経138度37分52.1秒
西山町指定天然記念物(1979年9月12日指定)(注3)
撮影年月日 2005年6月5日

注1)1999年に新潟県緑化推進委員会が刊行。ただし、天然記念物指定名称は、単に「タブの木」
注2)「にいがた巨樹・名木100選」による
注3)2005年5月1日、柏崎市に合併。旧行政区は刈羽郡西山町





 この辺りの川は、柏崎市との境界をなす稜線に発して、東に向かって流れている。県道279号(椎谷礼拝停車場線)が通る鎌田の谷もこの例に洩れない。
 しかしもう一つ南にある谷は、この川が稜線の裾で、ぐるっと180度向きを変えて作った谷であり、東側の出口はない(現在では、自動車道が切り開かれて、簡単に東側に出られるが・・・)。後谷の地名は、そんな地形から名付けられたと推測される。
 後谷集落のなかほど、狭い谷を隔てて、後谷神社と向き合うような位置にタブノキが立っている。
 主幹は途中で失われ、ずんぐりした姿だ。しかしそこから四方に広がる枝が十分な量の葉をつけ、全体としては、キノコ形によくまとまった樹姿となっている。
 驚くような太さではないが、この樹姿で高台に陣取る様は、なかなかの威厳を持っている。小振りながら、名木の名に値すると思われる。
 
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