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名称 雲洞庵のスギ (うんとうあんのすぎ) 名称の典拠 なし 樹種 スギ 樹高 30m(注1) 目通り幹囲 5.5m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 新潟県南魚沼市雲洞(注2) 〃 3次メッシュコード 5538−47−31 〃 緯度・経度 北緯37度01分49.1秒 東経138度53分24.3秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2021年7月15日 注2)2005年10月1日、南魚沼市に合併。旧行政区は南魚沼郡塩沢町 JR上越線塩沢駅の東南東約4km。金城山(きんじょうさん、1369m)西麓に曹洞宗の名刹雲洞庵がある。 同庵公式サイトによれば、奈良時代のこと、藤原房前(ふじわらのふささき、藤原鎌足の孫、藤原北家の祖)の母が出家して当地に庵を結び、金城山の湧水で沢山の病人を救った。そして母の没後、養老元年(717)に房前がこの地を訪ね、母の菩提を弔うため律宗の尼僧院として建立したのが始まりという。(雲洞庵は「日本一の庵寺」と称している) 時代が下って永享元年(1429)、関東管領上杉憲実(うえすぎのりざね)が曹洞宗寺院として再興した。挿草開山は村上耕雲寺の傑堂能勝(けつどうのうしょう。楠正成の孫と伝えられる)。以来、越後における曹洞宗の重要な一寺として今日に至っている。(NHK大河ドラマ「天地人」の一場面にあったように、上杉景勝や直江兼続も幼少期にここで学んだ) いわゆる観光寺院ではないのだが、訪ねる人も多く、駐車場も広い。 その駐車場の奥、山に向かって小道があったので、奥に向かって進んで行くと、左図の大杉が見えた。これが境内一の大スギのようだ。 途中から複数幹に分かれているが、合体木には見えない。これがこのスギの個性なのだろう。 |
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