名称　雲洞庵のカツラ　（うんとうあんのかつら） 名称の典拠　なし 樹種　カツラ 樹高　２０ｍ（注1） 目通り幹囲　６．３ｍ（注1） 推定樹齢　不明 所在地の地名　新潟県南魚沼市雲洞（注2） 　〃　３次メッシュコード　５５３８−４７−３１ 　〃　緯度・経度　北緯３７度０１分５０．１秒 　　　　　　　　　　　東経１３８度５３分２７．３秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０２１年７月１５日 注1）「新潟の大杉と天然杉」による 注2）２００５年１０月１日、南魚沼市に合併。旧行政区は南魚沼郡塩沢町 　平成２１年（2009）のNHK大河ドラマ「天地人」に登場した南魚沼の名刹雲洞庵を訪ねた。過去にも数度訪ねたことがあるが、今回の目的は今までとは違う。目指すは庭園樹のカツラ。 　カツラは魚沼地方に珍しくないし、お寺や神社に植えられているのもよく見る。しかし、カツラを庭園樹とすることは滅多に無い。そういう意味では珍しいカツラなのである。 　受付で見学許可を願ったところ、庭園部分は一般公開していないとのことで残念。拝観順路の途中、本堂裏手の窓から見えるそうなので、それで我慢することにした。（要拝観料） 　従って、左図は窓越しに撮影した写真である。 　もともと窓からカツラを見るために庭園設計したわけではないから、見えるポイントが限られる上に、手前の木々が邪魔をして全体像を掴みにくい。 　ほんの一面からの観察に過ぎないわけだが、なかなか端正な姿だ。 　もちろん手入れもされているのだろうけれど、カツラの方も環境にちゃんと順応しているように思われた。