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名称 鵜木稲荷神社の親杉
(うのきいなりじんじゃのおやすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 34m(注2)
目通り幹囲 5.7m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 秋田県男鹿市鵜木字鵜木(注3)
〃 3次メッシュコード 5939−77−53
〃 緯度・経度 北緯39度58分03.0秒
東経139度54分47.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月15日
注1)男鹿市指定保存樹の標柱に「親杉」とあったので、地名と神社名を冠した
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)2005年3月22日、男鹿市に合併。旧行政区は南秋田郡若美町
男鹿半島付け根の西部承水路(せいぶしょうすいろ)は、かつての八郎潟の一部。水路の西側、山裾に沿って集落が並ぶ。
そのうちの一つに、鵜木集落がある。(その昔、鵜が集団営巣する林でもあったのだろうか?)
集落の西側高台に稲荷神社が鎮座し、社殿の手前に親杉と呼ばれるスギ巨木が立つ。
親杉の名は、一番古株のスギというような意味だろうか。秋田県緑化推進委員会編「秋田の巨樹・古木」によると、左図のスギは親杉としては三代目だそうで、初代は明和年間(1764〜72)に子供が蜂を退治しようと使った火が燃え移って焼失。二代目は昭和51年(1976)の強風で倒伏したとのこと。それぞれ、失われることがなかったなら、今はこのスギより大きいことだろう。
境内に「野狐精杉跡」と刻まれた立派な石碑があった。
初代なのか二代目なのか。ここにかつての親杉が立っていたのではないだろうか。
なお、環境省データには未登録だが、裏山のケヤキもなかなか大きい。 |
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