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名称 盛国寺のヒヨクヒバ (じょうこくじのひよくひば)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 サワラ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 伝承370年(注3)
所在地の地名 宮城県黒川郡大和町(たいわちょう)鶴巣小鶴沢(つるすおつるさわ)字寺前
〃 3次メッシュコード 5740−47−37
〃 緯度・経度 北緯38度22分03.1秒
東経140度57分53.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年6月10日
注1)大和町の「まほろば百選」に選ばれたことを示す標柱。設置者・設置年月の確認を忘れたが、多分2020年に大和町が設置したと思う。なお盛国寺の読み方については未確認
注2)日本樹木医会選定の「健康優良樹」標識による
注3)「まほろば百選」紹介ウェブページの記述より計算
大和町南部、利府町との町境から800mほどのところに、臨済宗妙心寺派大平山盛国寺があり、その前庭に大和町の「まほろば百選」に選ばれたヒヨクヒバ巨木が立つ。
支柱が添えられているものの、樹勢は良さそうで枯れ枝も見えない。
この元気の良さは樹木医の折り紙付きで、日本樹木医会が認める「健康優良樹」にも選ばれている。(「健康優良樹」としての名称は「雲居のヒヨクヒバ」)
大和町公式ウェブサイトの「まほろば百選」紹介ページによると、松島瑞巌寺99世雲居禅師(うんごぜんじ)が万治元年(1658)に盛国寺を開く際、記念樹として植えたと伝えられているらしい。
また、日本樹木医会の「雲居のヒヨクヒバ」紹介ページには、地元で「雲居ひば」と呼ばれているとあり、支幹を数えると21本になるが、偶然、この数は盛国寺の檀家数に一致するのだとか。
いろんなことを観察し、考察する人がいるものだ。それもこのヒヨクヒバに対する一種の愛情なのだろう。
近くに目標となるものが思いつかないので、位置の説明が難しいが、遠くからも姿がよく見えるので、近くまで達すれば見付けるのは容易と思う。 |
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