ページタイトル:宇那提森のムクノキ 当サイトのシンボル

画像:宇那提森のムクノキ_1

画像:宇那提森のムクノキ(幹と並ぶ)

画像:宇那提森のムクノキ_2
名称 宇那提森のムクノキ (うなでがもりのむくのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ムクノキ
樹高 13m(注1)
目通り幹囲 12.0m(注1)
推定樹齢 700年(注2)
所在地の地名 岡山県津山市二宮
 〃 3次メッシュコード 5233−47−67
 〃 緯度・経度 北緯35度03分33.8秒
           東経133度58分04.4秒
津山市指定天然記念物(1973年10月20日指定)
撮影年月日 2010年8月22日

注1)環境省が2000年に実施したフォローアップ調査による
注2)現地の案内板による(設置者名・設置年月とも不詳)





 高野神社は、美作国二の宮。その長い参道の入口付近に、このムクノキがある。
 全体で1本だと言われれば、そんな気もしなくはないが、根際から複数の幹に分かれている。上記の幹囲データはそれら個々の幹囲を合計したもの。実際に感じる太さは、もっと細い。
 ここは吉井川の左岸。川からはいくらも離れていない。
 かつて、ここには「宇那提森(うなでがもり)」と呼ばれる水辺の森が広がっていた。万葉集に詠まれたこともある有名な歌枕だったようだ。
 ところが、戦国の頃、宇喜多氏が堡塁の用材にするため伐採。森は消滅してしまった。
 ただ1本たけ伐り残されたのが、このムクノキだということである。
 
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