ページタイトル:観音堂の大杉 当サイトのシンボル

画像:観音堂の大杉(幹と並ぶ) 名称 観音堂の大杉 (かんのんどうのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 42m(注2)
目通り幹囲 8.4m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 高知県安芸郡馬路村馬路東川
 〃 3次メッシュコード 5034−20−75
 〃 緯度・経度 北緯33度34分00秒
           東経134度03分51秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年3月24日

注1)高知県緑化推進委員会と馬路村が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記案内板による





 陸奥国岩城城主民部大輔平由隆を祖にもつ平隆長(たいらのたかなが)は、保元の乱(1156)で崇徳上皇方についたが、敗れて当地に逃れ、馬路村東川の地に隠れ住んだ。そして東善庵を創建。これが大杉の立つ観音堂の始まりだという。(馬路村教育委員会設置の案内板による)
 境内の入口にあたるところに、2本の大杉が立っている。
 大きい方は、(左写真では見えないが)根元から細い幹がもう1本立ち上がっていて、上記幹囲データは2本分の合算値である。ただし、合算しなくとも、幹囲は7.1m。十分な大きさだ。向かい側に立つ方は4.3m。両者は、大きさにかなりの差がある。地元では「夫婦杉」と呼ぶこともあるようだ。
 創建時に植えられたとすると、樹齢800年を超える計算になり、上記推定樹齢とは一致しないが、さすがにそこまでの樹齢はないと考えられたようで、案内板では二代目夫婦杉とされていた。
 観音堂は、県道12号(安田東洋線)からほど近い位置にある。車窓から観音堂自体は見えないが、大杉の姿はよく見える。 
 
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