ページタイトル:大崎八幡神社の馬形杉 サイトのシンボル

画像:大崎八幡神社の馬形杉


画像:大崎八幡神社の馬形杉(幹と並ぶ)


画像:大崎八幡神社の馬形杉(遠景)
名称 大崎八幡神社の馬形杉
    (おおさきはちまんじんじゃのうまがたすぎ)
名称の典拠 市天然記念物指定名称
樹種 スギ
樹高 38m(注1)
目通り幹囲 6.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 宮城県大崎市田尻八幡字御殿坂(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5741−70−31
 
〃 緯度・経度 北緯38度36分48秒
           東経141度00分43秒
大崎市指定天然記念物(1979年4月26日指定)
撮影年月日 2008年8月26日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)2006年3月31日、1市6町が合併して大崎市誕生。旧行政区は遠田郡田尻町





 旧田尻町の大崎八幡神社の参道脇に、「馬形杉」という名の大杉がある。
 スギは「真っすぐ」のスグに通じる名である。馬形杉も斜面上に直立しているが、流れるような表皮の筋模様が、大枝の切断痕で複雑に乱れ、生涯が必ずしも順風ばかりでなかったことを物語っている。
 四角い樹名柱の一面に、名の由来が記されていた。「根元が馬の臀部、後足、尻尾に似る」というのが命名された理由らしい。そう言われてみれば、そう見えなくもない。
 「封内風土記」によれば、大崎八幡神社は、この地を支配していた大崎氏が、大永7年(1527)に、現在の岩手県胆沢郡の八幡村から勧請したのが始まり。大崎氏滅亡後、伊達政宗によって仙台城下に移された(仙台市青葉区の大崎八幡の本殿は国宝、拝殿は国重文)。跡地に改めて造営されたのが、この神社である。(平凡社「宮城県の地名」から孫引き)
 馬形杉は、大永の勧請の際に植えられたのだろうか?


↓これが「馬形」杉の由来
画像:大崎八幡神社の馬形杉(根元)  
 
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