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名称 鵜川熊野神社のケヤキ
(うかわくまのじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 19m(注1)
目通り幹囲 5.4m(注1)
推定樹齢 380年(注1)
所在地の地名 秋田県山本郡三種町鵜川(内田)(注2)
〃 3次メッシュコード 6040−10−11
〃 緯度・経度 北緯40度06分02.4秒
東経140度01分08.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月15日
注1)秋田県緑化推進委員会刊「秋田の巨樹・古木」による
注2)2006年3月20日、山本郡内3町が合併して三種町誕生。旧行政区は山本郡八竜町
三種町役場と湖北小学校の間、国道7号の北100mほどの山裾に熊野神社が鎮座する。(国道から進む参道があるのだが、ちょっと分かりにくいかも知れない)
祭神は五十猛神(いそたけるのかみ)、大山咋命(おおやまくいのみこと)ほか2柱。創立縁起等については不詳。
斉明天皇(在位655〜661)の頃、蝦夷征伐に赴いた阿倍比羅夫(あべのひらふ)が軍船をつないだという伝説をもつ大木があったらしい。残念ながら、昭和初期に倒れてしまったという。参道の途中、「親木跡」の標柱が立つところにあったのだろう。
左図のケヤキは社殿の手前、向かって左。
切断された大枝が多いが、残された枝もある。樹勢は悪くなさそうだ。
人が訪ねることはあまりないのか、参道は草で覆われがち。ケヤキのまわりや狛犬のまわりなど、シャクの花が取り巻いていた。
野草の慎ましやかな花ではあるが、一面の花園である。
こんな光景もまた良いものだ。 |
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