ページタイトル:上原の丁松 当サイトのシンボルマーク

画像:上原の丁松 名称 上原の丁松 (うえはらのちょうまつ)
名称の典拠 「とやま巨木探訪」(注1)
樹種 クロマツ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 3.4m(注3)
推定樹齢 370年(注2)
所在地の地名 富山県下新川郡入善町上野
 〃 3次メッシュコード 5537−33−19
 〃 緯度・経度 北緯36度55分56.1秒
           東経137度29分31.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年12月11日

注1)2005年6月10日刊行(泉治夫ほか編)。「丁松」の読み方については未確認
注2)上記「とやま巨木探訪」による
注3)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測





 上記「とやま巨木探訪」の説明によると、写真に見える道は旧北陸道で、この松は街道松だとのこと。
 とすれば、名前に見える「丁」は長さの単位「丁」(=「町」。約109m)のことだろうか。長旅をする人のために一里塚が設置されたように、1丁毎の目印とするために松が植えられたのかも知れない。(鳥取県には大山参詣者のために植えられた「一町松」が今も少し残る)
 この松の近くに「学びのふる里」記念碑があった。碑文の「学びのふる里」は上原小学校のことである。
 昭和58年(1983)3月31日に廃校になったようだから、今からずいぶん前の話だが、それでも110年の歴史を刻んだという(逆算すれば、創立は明治6年(1873)ということになる)。
 松の近くは上原公園。その隣は入善町産業展示会館である。このあたりが小学校の校地だったと思われる。
 最後の卒業生が出てから38年。卒業生はこの松を覚えていてくれるだろうか。
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