ページタイトル:長久寺のまるみがや サイトのシンボル

画像:長久寺のまるみがや

画像:長久寺のまるみがや(カヤの実)
名称 長久寺のまるみがや
    (ちょうきゅうじのまるみがや)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 7.0m(注2)
推定樹齢 650年(注3)
所在地の地名 宮城県大崎市古川宮沢字裏馬田町(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5740−77−45
 
〃 緯度・経度 北緯38度37分25.4秒
           東経140度56分39.3秒
宮城県指定天然記念物(1971年3月2日指定)
撮影年月日 2008年8月26日

注1)古川市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による。但し、案内板は幹囲を5.87mとしている
注3)上記案内板による
注4)2006年3月31日、1市6町が合併して大崎市誕生。旧行政区は古川市





 東北自動車道の西300mほどのところに、法華宗陣門流のお寺、本行山長久寺がある。
 日幡上人によって、貞和年間(1345〜50)に開かれたという。この大カヤも日幡上人のお手植えと伝承されている。
 正面から境内に入ってすぐ、左手に立っている。
 単幹で立ち上がり、多くの横枝を出している。しかも並の多さではない。まるで積み重なるような感じで枝が出ており、幹が消え失せてしまったかのようだ。
 案内板の数値では、樹高16mに対し、枝張りは東西17.4m、南北23.6m。そして、横に長く伸びた横枝の先端は地表近くまで達している。すばらしい樹冠だ。
 枝に、たくさんのカヤの実をつけていた。マルミガヤと呼ばれるだけあって、ご覧のように丸い。
 昔はカヤの実から油を絞ったり、食用にしたりしたものだが、ここではどうしておられるのだろう。
 長久寺は境内に鬼子母神を祀っているため「鬼子母神様のまるみがや」と呼ばれることもあるそうである。
 
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