ページタイトル:都農神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:都農神社のクスノキ

画像:都農神社拝殿
名称 都農神社のクスノキ (つのじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 17m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 宮崎県児湯郡都農町川北
 〃 3次メッシュコード 4831−34−14
 〃 緯度・経度 北緯32度15分46秒
           東経131度33分32秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年7月31日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 都農神社を訪ねた。神武天皇即位以前に創建されたとする社伝をもつ古い神社だ。
 さすが日向一宮だけあって、境内は広くて、よく整っている。駐車場も広い。
 祭神は大己貴命(おおなむちのみこと=大国主命)。参詣を済ませたあと、境内の散策に向かう。たしか、環境省データベースには幹囲5.5mのクスノキがあったはずだ。
 上図のクスノキがそれだと思われる。ぐるっと境内を一巡してみて、このクスノキが最大のようだ。拝殿に向かって右手、正面参道の脇に立っている。
 幹に、ではないが、少し手前に結界を表す注連縄が張ってある。結界の向こう、つまり神様の領域に立っているのだから、これも神木扱いされているのだろう。
 拝殿のすぐ手前、向かって左側には夫婦クスがある。1992年には、町から天然記念物指定を受けた。指定当時は、ほぼ同じ太さの幹が2本、隣接して立っていたのだろうと思われる。
 しかし、現在、その1本が根元近くで伐られ、キャップが被せられている。夫婦だったのが、寡婦(それとも鰥夫?)になってしまった。1本だけでは、大きさもたいしたことはない。
 いずれ、クスノキ仲間の主役が交代することだろう。
 
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