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画像:つなぎけやき(幹と並ぶ) 名称 つなぎけやき
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 17m(注2)
目通り幹囲 6.1m(注2)
推定樹齢 伝承1000年(注2)
所在地の地名 新潟県村上市山辺里(さべり)
 
〃 3次メッシュコード 5739−23−79
 
〃 緯度・経度 北緯38度13分49.4秒
           東経139度29分38.0秒
村上市指定天然記念物(1979年11月1日指定)
撮影年月日 2004年7月11日

注1)設置者・設置年月とも不詳
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 船魂十二社神社境内に立つ。
 「つなぎけやき」は「繋ぎケヤキ」の意である。
 伝承によれば、永承6年(1051)、奥州征伐に向かった源八幡太郎義家が、当地の鎮守神に戦勝を祈願した。その際に軍船(注3)を繋いだのが、このケヤキだという。
 永承6年といえば、安倍頼良の反乱鎮圧のため、源頼義(義家の父)が陸奥守に任命された年だ。のち、主役はそれぞれの子に移るとはいえ、この時点での大将は頼義のはずだ。各地の伝承に頼義が登場せず、何処でも義家ばかりが有名のようである。

注3)新潟県生涯学習情報提供システムによれば、繋いだのは軍馬だという
 
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