ページタイトル:津川神明神社のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:津川神明神社のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 津川神明神社のケヤキ
    (つがわしんめいじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県東蒲原郡阿賀町津川
 〃 3次メッシュコード 5639−43−16
 〃 緯度・経度 北緯37度40分53.0秒
           東経139度27分29.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年10月25日

注1)「新潟の大杉と天然杉」による





 磐越自動車道津川インターチェンジの北方で本流の阿賀野川に支流の常浪川(とこなみがわ)が合流する。その合流点に聳えるのが麒麟山(きりんざん、195m)で、決して大きい山ではないが、かつての津川町中心地区のどこからもはっきり見え、いわば町のシンボルともいえる山だ。
 神明神社が鎮座するのは、常浪川を挟んで麒麟山の対岸。間に障害物は無く、木立ちを透かして麒麟山がよく見える。
 この土地は、かつて「本陣旅館」の所有地だったようだ。昭和天皇御大典を記念して神明神社に寄贈され、本殿をここに遷したと記す記念碑があった。
 麒麟山を背にする本殿の右(向かって左)、境内平面の縁(へり)に左図のケヤキが立つ。
 2本の合体木だと思われるが、互いに離れることなく天を目指し、まるで1本の木のように見える。
 私が訪ねたのが、遷座からおよそ100年後。合体木だとすれば、遷座の際に植えられたことも考えられる大きさだが、本殿の横に幹囲4.1mのモミもあることから、私有地時代からここに立っていたと考えるのが自然かも知れない。立ち位置から見て、土留めの役割を期待して植えられたのだろう。
 素人目ながら元気が良さそうで、まだまだ大きくなりそうである。
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