ページタイトル:白滝のマダの木 当サイトのシンボルマーク

画像:白滝のマダの木 名称 白滝のマダの木 (しらたきのまだのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 シナノキ
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 7.6m(注2)
推定樹齢 200年(注2)
所在地の地名 秋田県雄勝郡東成瀬村椿川字白滝上
 〃 3次メッシュコード 5840−55−17
 〃 緯度・経度 北緯39度06分04.8秒
           東経140度42分41.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月9日

注1)1993年11月に東成瀬村教育委員会が設置。(「白滝」の読み方については未確認)
注2)上記案内板による。ただし、一見した印象ではもっと細い





 大川目山(782m)の東斜面、標高490mほどのところに大柳沼がある。自然豊かな高原の湖で、キャンプ場等も備わっているようだが、訪問時は休業中だった。
 標記のシナノキは、北東側から大柳沼に至る道路沿い。
 5月初旬は、まだ残雪の残る季節。ゴールデン・ウィーク前に除雪して、とりあえず道路を開通させたのだろう。道路脇に雪が残るところもあったが、夏タイヤでも通行に不安はなかった。
 私が訪ねた時、連休は終わり、大柳沼周辺に人影は皆無。もちろんこのシナノキの周辺にも。
 シナノキは、カーブの外側、谷を見おろす位置に立っている。
 低地側が急斜面のため、下からシナノキを見上げることは難しいが、その分、視界を遮る物がないので、谷がよく見える。
 立ち上がってすぐに複数の支幹に分岐している。単幹の巨木と違い、データほどの巨大感は感じなかったが、根元では確かに1本の木だ。
 素人目に樹勢も良好と思われ、若い幹と老いた幹が同居している。これからもまだ大きくなりそうだ。
 ところで、樹名の「マダの木」の意味だが、これは東北地方(の一部?)で、シナノキ(の仲間)を指す方言である。 
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