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名称 豊科のツルマサキ (とよしなのつるまさき) 名称の典拠 なし 樹種 ツルマサキ 樹高 9m(注1) 目通り幹囲 1.3m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 長野県安曇野市豊科(吉野)(注3) 〃 3次メッシュコード 5437−37−33 〃 緯度・経度 北緯36度17分10.9秒 東経137度55分07.3秒 安曇野市指定天然記念物(2008年10月29日、「吉野熊野権現神社のビャクシン並びにツルマサキ」の名称でビャクシンとそれに絡むツルマサキを一括指定) 撮影年月日 2022年10月26日 注2)地表面から1.3mの高さで幹(蔓)の太さを実測 注3)2005年10月1日、周辺5町村が合併して安曇野市誕生。旧行政区は南安曇郡豊科町 JR大糸線豊科駅の南東約2km、長野県立こども病院の北西200mほどのところ。農地に囲まれて、天然記念物のビャクシンとツルマサキがある。 天然記念物のビャクシンは珍しくないが、ツルマサキの天然記念物は珍しい。もしかしたら全国で唯一なのではないだろうか。 ツルマサキは蔓性の植物である。何かに絡みつくか、あるいは地を這うか、幹に相当するものは蔓なので、細く長く伸びるしかないものと思っていた。こんなに太くなるとはビックリである。これまでツルマサキをしげしげと眺めたことがなかったので、単に私の認識不足に過ぎないのかもしれないが。 ここではビャクシンに絡みついている。それが原因かどうか、ツルマサキが取り付いたビャクシンの幹は枯死してしまったが、その枯れた幹が倒壊せぬよう支柱が添えられている。ツルマサキを守ることを目的とする支柱なのだろう。 ビャクシンの方も他の幹はちゃんと生きている。 多分、人の手も加わってのことだろうが、ここではビャクシンとツルマサキが共存できているようである。 |
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