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名称 春日神社の大杉 (かすがじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 60m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 1000年(注3)
所在地の地名 高知県安芸郡東洋町野根乙(名留川)
〃 3次メッシュコード 5034−21−19
〃 緯度・経度 北緯33度31分06.2秒
東経134度14分27.1秒
東洋町指定天然記念物(1968年3月15日指定)
撮影年月日 2012年3月24日
注1)東洋町が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記案内板による
徳島県から流れてきた野根川右岸、名留川(なるかわ)集落の南東山裾に春日神社が鎮座している。
案内板によれば、宝永年間(1704〜11)に奈良春日大社の分霊を勧請したのが始まりのようだ。走る馬上から矢を射る、流鏑馬(やぶさめ)神事が行われることでも有名らしい。
自然林の雰囲気を持つ境内林には、スギやクスノキの巨木が散見される。1988年の旧環境庁調査では目通り3m超の巨木が10本報告されているが、実際はもっと多いように思われる。
そのうち最大木のスギは、社殿の手前、水屋の近くに立っている。太い注連縄が掛かっている。
根元は厚く苔で覆われ、まるで緑の瘡蓋(かさぶた)のよう。大きさも十分。社叢の頭領としての貫禄がある。
ただ、樹齢1000年は、少々オーバー過ぎるのではなかろうか。 |
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