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名称 調宮神社のスギ (ととのみやじんじゃのすぎ) 名称の典拠 なし 樹種 スギ 樹高 42m(注1) 目通り幹囲 5.2m(注1) 推定樹齢 300年以上(注1) 所在地の地名 滋賀県犬上郡多賀町栗栖(くるす) 〃 3次メッシュコード 5236−62−85 〃 緯度・経度 北緯35度14分21秒 東経136度18分45秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2009年5月9日 注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による 栗栖のスギが立つ杉坂峠に至る道の入口、芹川に架かる飛ノ木橋を渡ったところに調宮神社が鎮座している。(神社名の読み方は難しい。近くにお住まいの方に伺ったら、「ちょうのみや」だと教えてくれたが、後日、文献等を調べて、「ととのみや」が正しいことがわかった) ここは、杉坂山に降臨した伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)が、多賀大社に鎮座する途中で、休憩した場所とされている。多賀大社と関係が深い神社なのだ。 毎年4月に行われる多賀大社古例大祭でも、御輿はまず調宮神社に渡御し、境内の富の木を飾りつけてから、多賀大社に還幸する。鎮座の過程を再現する祭礼である。 さて、その境内に立つ大杉がこれ。 飛ノ木橋を渡るときに、下図の姿が見える。 ※ 現在、このスギはもう無い。 いつも貴重な情報を寄せて下さる愛知県のMさんによると、2011年に轟音と共に突然倒れ、傍らのケヤキと石鳥居を巻き込んでしまったそうである。 現在の鳥居は、その後2013年に再建されたものだが、旧鳥居の柱の一部が切株の近くに保存されているという。 添付して下さった切株を写真を見る限りでは、それほど弱っていたようには見えないのだが、背の高いスギだっただけに、何か抗いがたい力が加わったのだろう。 残念なことである。(2016.1.12追記) |
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